どうも!さちおです。
今回は、「ミニ四駆」で人気の「アニマルシリーズ」を好きな動物に改造して楽しもうというお話。
僕流のアニマルフィギュア(ドライバー)の自作の方法です。
ミニ四駆アニマルシリーズとは?
最近では、ミニ四駆に動物が乗っている「アニマルミニ四駆」というシリーズが人気になっています。
その種類は、くまモン、パンダ、しろくま、オオカミ、ドッグ、フクロウ、ホークなど沢山↓↓↓
それに続いて、豚や猫も登場します。
「くまモン」はアニマルなのかというのは置いておいて。
その人気は、日本だけではなく海外でも人気のようで、海外限定のドライバーフィギュアが乗ったものもあります。
ボディの改造は塗装だけじゃつまらない
ミニ四駆は、ボディの塗装だけではなくドライバーも色々乗せ換えて楽しんでる人も多いですね。
そうなってくると、「人と同じじゃ嫌だ」と思います。
そこで、前回初めてドライバーの改造にチャレンジしてみました↓↓↓

作った物がこちら↓↓↓
左がもともとの犬で、右がカスタマイズした「ボクサー」犬です。
これは元々の犬をベースにパテを盛って作った物ですね。
初めて作ったので納得はしていませんが、作ってみて楽しかったなと。
今回はフルスクラッチに挑戦
前回はベースがあっての改造ですが、今回はゼロからの制作にチャレンジしてみたいと思います。
今回は特に作ってみたい動物が無かったので、ちょうど話題になったこのマシン↓↓↓
「ミニ四駆ホーク」のドライバーが、「ホーク」じゃなくて「イーグル」だよね?と話題になってました。
だったら、「ホーク」を作ってみたらどうなるかなという動機です。
プラ板からざっくり整形
まずはプラ板を四角く切って接着剤でつけたものにラフでスケッチをします↓↓↓
プラバンの厚さは適当で厚目。
カットは専用のハサミを使いましょう↓↓↓
いくらでもパテ補正ができるのですが、なるべく作りたいサイズより大きめにカットした方が良いです。
プラバン同士の接着は、瞬間接着剤ではなくセメント系↓↓↓
溶けてつながるので崩れにくくなります。
しっかり乾いたのを確認したら、ルーター(リューター)で削ります。
まずは横から↓↓↓
これも、予定より大きめに削ったほうが良いです。
ルーター(リューター)は、「プロクソン(PROXXON) ミニルーターセット No.28512-SK」を使ってます↓↓↓
今回の作業で使用した先端はこのタイプ↓↓↓
これは高額ですが、この円錐タイプが使いやすいです。
怪我をしないように気をつけてください。
危険な場合は、金属用の手袋を100均などで購入すると良いですよ↓↓↓
表がゴム製なら滑り止めになります。
セリアにもあります。
角度を変えてさらに削り整えます
横から削った後に、前、上、下からもスケッチします↓↓↓
基本的に、どの角度からも空間になる部分は気兼ねなく削って、あとの細かい部分を気にしながら削ります。
こんな感じ↓↓↓
そう、今回は「鷲(わし)」ではなく「鷹(たか)」なので、もとのドライバーより小さいものを作ります。
調べたところ、鷲と鷹の明確な違いは「大きさ」くらいらしく、そこに「鳶(とび)」が入ると素人にはわけが分からなくなります。
サイズ的に、「半分よりはちょい大きいくらい」らしいのでこれくらいの差かなと↓↓↓
よくわかりませんが(汗
棒ヤスリで形を整える
そして、棒ヤスリなので細かく形を作っていきます↓↓↓
今回はフィギュアなので、ある程度のデフォルメが必要かなと。
鷹は比較的くちばしが小さいのですが、ここは大きめにした方が可愛いなと。
そして気づいたのが、「タカ感」を出すにはこの「目の窪み」なんじゃないかなと。
一気にタカっぽくなったんじゃないかなと。
「目」は後から瞬着で再現
そして次に、再現が難しい「目」は↓↓↓
黒い瞬間接着剤を爪楊枝でチョンチョン盛ります↓↓↓
「ビーズを埋める」という方法も考えましたが、こっちの方が楽で早いなと。
黒瞬の効果にはプライマーが必須↓↓↓
サフを吹いて様子見
そこから、パテを盛ったり削ったりで整えていきます。
このサイズなら、パテはベーシックパテで十分かなと↓↓↓
灰色より白の方が使い良いです。
そしてパテはヘラで伸ばします↓↓↓
このサイズのサンディングは「ゴッドハンド 神ヤス」が神ってます↓↓↓
そして「ベースホワイト」
ベースホワイトは厚い白なので、白ベースの時は「ホワイトサーフェイサー」より「ベースホワイト」のほうが大活躍します。
乾燥ブースを使えばもっと効率的に↓↓↓
塗装は「筆塗り」で
そして、このサイズの塗装は「筆塗り」になります。
塗料は特に何でも良いと思います。
今回は、微妙は羽のグラデーションを再現したかったので、「ガイアノーツのCB-10 ココアブラウン」(たまたまあっただけ)を↓↓↓
「混ぜないまま」使用して、そこにブラックを足したりしながら再現を試みました。
筆は、慣れるとめっちゃ使いやすい「GSIクレオス Gツール MB10 Mr.ブラシ面相筆 細」↓↓↓
「極細」ではなく「細」の方が細かく描ける気がします。
完成しました。
何度も重ねて調整して、出来上がったものがこちら↓↓↓
横から↓↓↓
後ろ↓↓↓
頑張って再現した羽色が全く伝わらないし、そもそもそこまでこだわらなくて良かったなと。
先輩と並べて見ると↓↓↓
うん。
よくわからないです。
まぁ、小さくできたなと。
これが本当の「ミニ四駆ホーク」
ではさっそく、これが本当の「ミニ四駆ホーク」だぁ↓↓↓
で、乗せてみるとやっぱり「鷲」の方が良かったなと。
色とか迫力とかね。
じゃあ、「ミニ四駆ホーク」じゃなくて「ミニ四駆イーグル」で出せば良かったじゃん?って。
それだと「ミニ四駆 東北楽天ゴールデンイーグルス」と被るよね↓↓↓
だけど、「ホーク」のほうがカッコイイ!!というやり取りがあったのかは定かではないですが。
このやり方なら、ベースのフィギュアをわざわざ買ってこなくていいなと。
それに楽しい。
最後に
今回「鷹」を作ってみて思ったのですが、デフォルメするにあたり原型は「何の鳥にでもいけるんじゃないか」と思いました。
上のサフを吹いたところを見てもらうとわかるのですが、ここからならオウムでもインコでもいけるんじゃないかなと。
なので、もし鳥を作る場合は、これをベースに「複製」をしてカラーで楽しむのをオススメします。
是非、自分だけのオリジナル動物フィギュアドライバーを作ってみてください。
以上です。
Byさちお