<目次>
どうも!さちおです。
ミニ四駆やプラモデル制作で使う「パテ」にも色々ありますが、価格や操作性を考えると「ベビーパウダー」と「高粘度瞬間接着剤」を合わせた「ベビパテ」が良さそうです。
造形用パテにも色々ある
造形用パテには、「エポキシパテ(エポパ)」や「ポリエステルパテ(ポリパ)」等があります。
エポパは成形しやすくヒケが少ない代わりに硬化に時間がかかり、ポリパはドロドロなので成形が手間だけど効果が早いがヒケ強く臭いも強いという違いがあります↓↓↓
それぞれ、速硬化タイプや低収縮タイプなどの改良品がありますが、その分価格があがります。
それらと比べて、硬化が早く掘削も楽でヒケも無い、臭いも無くて食いつきも良いという完ぺきなパテ「GSIクレオス Mr.SSP 瞬間接着パテ MJ200」をご存知の方も多いかと↓↓↓
しかし、これがいかんせん高額なので思いっきり使えないというのが難点なんですね。
安価で操作性の高い代用品
そこで、代用品で安く同じようなことができないかなと調べたところ「ベビーパウダーでいけるよ!」という記事に行きついたので試してみようと↓↓↓
粉はベビーパウダーでいけるとして、問題は「液」。
「瞬間接着剤でいけるよ!」というのはわかったのですが、瞬間接着剤も安いものではないなと。
とりあえず百均の瞬間接着剤を全部買って試してみたのですが、効果が早すぎてダメでした。
普通にホビーショップで売ってるもので試してみても結果は同じ。
そこで「効果が遅い接着剤」は無いのかなと調べたところ、「粘度の違う瞬間接着剤がある」ということがわかったので検索。
で、やはりこれにも色々種類があったのですが、業務用っぽい無包装のものが他品の半値だったのでこれだなと。
で、それも「中粘度」「高粘度」があったので試しに「中粘度タイプ」を購入してみました↓↓↓
使ってみると、瞬間接着パテに付属している液体とほぼほぼ同じ粘度だったのでこれで問題無いと思います。
ベビーパウダーを使ったパテということで「ベビパテ」と名付けましょう。
ベビパテの使い方
使い方として、例えば幅を延長したいなという場面。
裏からプラバンと黒い瞬間接着剤で固定します↓↓↓
黒い瞬間接着剤にはプライマーが必須↓↓↓
そして、ベビーパウダーを適量↓↓↓
そこに瞬間接着剤 中粘度を適量↓↓↓
素早くかき混ぜて↓↓↓
適度な硬さになったら固まる前に盛ります↓↓↓
これで数分で固まるのですが、待ちきれない時はプライマーを使うと効果が早まります↓↓↓
と言っても表面だけなので、厚目に盛った時はしっかり待つか薄めに回数重ねると良いです↓↓↓
多めに盛って、ルーターや棒ヤスリで整えます↓↓↓
そしてこちらもヒケは無いと↓↓↓
完ぺきです。
気になるベビパテのコスト
ちなみに、この場合のコストを計算すると↓↓↓
GSIクレオス Mr.SSP 瞬間接着パテ MJ200/粉4.5g液10g/1406円→粉1gあたり312円
ベビーパウダー+瞬間接着剤中粘度/粉100g液50g/227円+580円+280円→粉1gあたり10.87円
・・・と、かなりコストを抑えられました。
ただ欠点もあります。
一つは、瞬間接着剤が固まる時の気化で目と鼻がやられるので真上に顔を置かないこと。
それと、ベビーパウダーがベビーパウダー臭いこと。
そして、削るときに粉がものすごく舞うことです。
硬化時間も程よく長いので作業しやすくて良いです。
練るときに使うものですが、ポリパの場合はプリングルスの蓋が大活躍します。
この蓋だと、余ったパテがパキッと取れるので良いです。
瞬間接着パテの場合は、乾くと一緒に割れてしまうので「クッキングシート」が今のところコスパよいです。
混ぜるヘラはパテ用のヘラで、使ったらすぐに拭き取る↓↓↓
面倒なときは、プラ板の切れ端で使い捨てで良いかと。
趣味は出来るだけ節約したいですね。
参考にしてみてください。
Byさちお