<目次>
Falloutシリーズを象徴するマスコット「Vault Boy(ボルトボーイ)」。
以前、100円ショップで購入したセリアドールをベースに、手作りでボルトボーイ風のフィギュアを作ったのですが──
今回、Fallout76の新イベント「Ghoul Within」に合わせて、このフィギュアを”グール化”させてみました!
完成版ショート動画はこちら!
まずは、グール化後のボルトボーイ(通称:グールボーイ)をご覧ください!
Fallout76「Ghoul Within」ってどんなイベント?
この制作のきっかけになったのが、Fallout76の期間限定イベント「Ghoul Within」。
なんとプレイヤーが自らグールとなってプレイできるという、Falloutファンにとってはたまらない新要素!
リリースノートはこちら → Bethesda公式サイト
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制作のインスピレーション:グールコスプレから着想
最近TikTokなどで流行っている「グール化メイク」や「Falloutコスプレ」を見て、「うちのボルトボーイも、グール化させてあげよう…」とひらめきました。
荒廃したウェイストランドに生き残るため、放射線に蝕まれつつも笑顔を絶やさないボルトボーイ──そんな“もしも”を形にしたくなったのです。
制作工程:グール化のビフォーアフター
グール化というか、グール版のセリアドールの制作ですね。今回は2体目の制作ということもあって、比較的スムーズに進行。以下に、工程ごとのポイントをまとめました。
前回とほぼ同じなので併せて参考にどうぞ↓↓↓
Step 1:100均の樹脂粘土を使用
写真のはセリアだったと思います。どの100円ショップにもあると思います。
物によっては少し硬くなっていると思うので、霧吹きなどで水を加えてこねると作業し約すなります。
Step2:今回もボブルヘッド仕様です
前回と同じく、頭部の中に卵のおもちゃ(セリア)を仕込みます。
今回は樹脂粘土1本分でちょうどくらいです。前回のは1.5本分くらいでしたが、今回は痩せているので1本で済みました。
Step3:ざっくり成形
目玉部分を押し込んで鼻を盛り上げます。ただ、今回は鼻は無いですね。
同様に、頬を押して耳を作ります。今回は痩せこけた肉付きなので凹凸を意識しながら整形します。
細かく霧吹きで水分を足しながら均して仕上げていきます。
Step4:成形完了と乾燥
ドライヤーでもある程度早く乾かせますが、さすがに内側までは乾燥できないので1日置きます。
固まってからじゃないと次の作業で変形させてしまうのでちゃんと乾かしましょう。
Step5:髪の毛の成形
樹脂粘土0.3本分くらいを使います。外側から円を描くように、ちぎって貼って、ちぎって貼ってと繰り返します。
グールボーイのイラストを見ながら作ったのでパイナップルヘアー(中心が真ん中)ですが、元々の7:3にした方が良かったかもしれません。
霧吹きで水分を足しながら毛束の流れを整えて完成です。
Step6:肌の塗装
前回も思ったのですが、肌の色の調整が難しいです。
胴体の色が決まっている(やや茶色)ので、なるべく合わせて調色しても塗り重ねると濃くなります。
何度か色を重ねて近づけていきます。
動画では色を重ねてて陰影を出そうとしてますが、後で化粧するので1食で良いと思います。
Step7:化粧
「タミヤ ウェザリングマスターB」の「スス」を使って陰影を出します↓↓↓
成形でも凹凸を出していますが、化粧をしたほうがより凹凸がハッキリします。
これでグラデーションを上手く出せない場合は、最初の塗装で陰影をある程度つけておいて良かったかもしれません。
後で、髪にもススを付けて汚してバランスを取ります。
Step8:髪の塗装
ここは迷いましたが、普通の黄色+ススにしました。トーンを落とした黄色にしようか迷ったのですが、髪は劣化すると白く(明るく)なるはずなのですが、全体的に淡くする予定なので髪だけはしっかりとした色にしようという判断ですね。
「鮮やかすぎるのでススで汚す」という感じです。
Step9:黒を入れる
前回も苦戦した黒入れですね。窪んだ部分が厄介で、何度かやり直しました。
なるべく細い筆を用意しましょう。
Step10:頭部完成
前回は、最終的に髪のボリュームでバランスを取ったのですが、今回は髪が無いので横顔が変ですね。
後頭部の盛り上がりと、もうちょっと後ろの方にも髪の毛が欲しかったですが、ご愛嬌です。
Step11:ボディ(衣装)制作
今回はあえて、本体部分の生地の色を変えました。
前回と同じ生地は売ってたのですが、変化を出したかったので淡くて暗い青です。
それ以外は全部同じ(首回りも)ですが、不思議と違って見えますね。
とにかく手縫いが面倒すぎるので、3体目はミシンを買いたいですね。
完成写真
グールボーイの勇姿をぜひご覧ください!
とりあえず、同じ装備をさせてみましたが、出来れば装備も専用に作ってあげたいですね。
やはり横顔の形が気になりますが、まぁ良いでしょう。
ちなみに、動画内に登場した小道具も作りました↓↓↓
何気にこっちの方が大変でした。
本体のメイン部分は全て1mmプラバンから削りだしています。
ポンプ部分と下の鉛筆みたいな形の削り出しが大変過ぎました。
オレンジ色の部分は、オレンジに塗ったプラ棒をレジンでコーティングしています。
オレンジ部分に空間があった方が良かったですね。
良い経験になりました。
トレイも1mmプラバンで作ってます。
底部分の横棒4つは0.5mmプラバンですね。
ざっくり成形して、隙間を溶きパテで埋めてます↓↓↓
普通のパテでも良いと思います。
シルバーで塗装した後に、「ターナー色彩(Turner Color) 水性ペイント アイアンペイント アンティークブロンズ」で錆び表現ですね↓↓↓
その上から、100均絵の具の黒を、それぞれ食器用スポンジでポンポン塗ってます。
この辺は小道具なので適当です(笑)
感想&今後のアイデア:まだ進化できるかも?
2回目ということで、以前よりも短時間で納得のいく仕上がりになったと思います。
ただ…やっぱりどこか物足りない!
グールになったこのボルトボーイにも、武器や装備を持たせてあげたいですね。
ミニチュアサイズのレーザーライフルや、ダメージ加工済みのアーマーなんかも作ってみたいです。
💬 リクエスト募集中!
「こんな装備を作ってほしい」
「このキャラのグール化も見てみたい」など、アイデア・リクエストがあれば
ぜひこの記事のコメント欄、またはショート動画のコメントで教えてください!
以上です。
Byさちお