どうも!さちおです。
「ターナー色彩 アイアンペイント」シリーズで、「ミニ四駆」を使って他に何か面白いことできないかなと思いついた「ボックスアート」を「立体彫刻」風に再現してみる制作工程を書きたいと思います。
ターナー色彩アイアンペイントについては、過去記事なども読んでもらえると嬉しいです↓↓↓
今回使用するミニ四駆はこちら↓↓↓
初代の物は入手困難なのでRSで再現してみます。
まずはシャーシの加工から。
別で入手した「タイプ1」シャーシのビス穴を加工します↓↓↓
初期仕様を再現するためにフロントバンパーのビス穴を削って平らに↓↓↓
穴埋めはパテなどで行います↓↓↓
表面は平らに、ヤスリ傷は少々残ってても大丈夫です。
そしてボディーを「アイアンブラック」で塗ります↓↓↓
塗り方としては、縦方向にザックリ塗って乾かしてから横方向にザックリ塗り重ねる感じです。
筆の毛の方さで跡が残るので、仕上げたいイメージで塗り方を工夫してみてください。
筆の跡を残したくない場合は、柔らかい毛の筆で叩くように塗ると良いです↓↓↓
馬の毛とかですかね。
そして、シャーシとタイヤ&ホイールもアイアンブラックで塗ります↓↓↓
見えない部分もちゃんと塗ると気持ちが高まります。
しっかり乾いたら、次に「アンティークブロンズ」を塗ります↓↓↓
食器用スポンジをカットしたものを使って、ドライペイントで情熱的に塗ると良い感じになります。
同様にボディーも塗装↓↓↓
ポイントとしては、黒(筆塗り)→ブロンズ(スポンジドライ)→黒(スポンジドライ)という順番が良い感じです↓↓↓
角張ってる箇所を最終的に黒くするイメージです。
角に沿って横に塗るのではなく、角に向かって縦に刻み込む方が良い感じです。
今回は渋くなりすぎましたが、このあたりは「お好み」で調整してみてください。
前回のこれは最後の黒が無いverです↓↓↓
こっちの方が可愛くなります。
で、フロントバンパー部分は綺麗に隠れてます↓↓↓
そんな感じでマシンの塗装が完成↓↓↓
タイヤの色を若干暗めにしました。
そして次に土台の制作。
材料は、キャンドゥ(百均)の標本ボックス(正方形)、木製トレイ(正方形)、紙粘土x2↓↓↓
軽い紙粘土は、乾燥してもふわふわなので気になる人は普通の紙粘土を使ってくださいね。
まずは、木工用ボンドを水で溶きます↓↓↓
それを紙粘土に練り込みます↓↓↓
これで乾燥後のひび割れを防いでくれるそうです。
ふわふわ紙粘土には不要かも?
そして、木製トレイに多めに木工用ボンドを多めに敷き↓↓↓
紙粘土を敷き詰める↓↓↓
このベース部分だけで紙粘土が1袋必要です。
表面を歯ブラシで叩いて均します↓↓↓
すると方面が砂っぽくなります↓↓↓
そして、「小石」のさいげんです。
「石膏を砕いて再現」というのが理想的のようですが、うちに石膏がなかったので家の前に落ちてた小石を回収↓↓↓
虫が沸いたら嫌なのでキッチンハイターでしっかり殺菌します↓↓↓
しばらく経ったら水で綺麗に洗い流して水気を取ります↓↓↓
それを紙粘土の上から適当にばら撒いて、適度に押し込みます↓↓↓
水溶き木工用ボンドをつけた歯ブラシで叩くと早いです↓↓↓
表面を全体的に水溶きボンドで覆ったら乾燥ブースへ↓↓↓
結局、全然固まらないので2日くらい放置しました↓↓↓
紙粘土が固まるのにはかなり時間(5日~7日間)がかかるようです。
表面が乾いたら一気に進めます。
次に、一旦マシンを分解して、72mmシャフトの端を曲げます↓↓↓
リアホイールの片方を貫通させて、曲がった部分を出した状態にします↓↓↓
次に土台に、適度な角度で2mmパイプを貫通させます↓↓↓
適度な長さでカットしたら、一旦抜いて穴にホットボンドを流し込みます↓↓↓
冷めないうちに再度パイプを挿して、裏から画鋲のハリを曲げたものを↓↓↓
こちらもホットボンドを垂らしてから差し込みます↓↓↓
これで頑丈になりました↓↓↓
先ほどの飛び出したシャフトを差し込むとこうなります↓↓↓
上から見ると↓↓↓
前から見ると浮いたように見えます↓↓↓
裏のが画鋲が不安定なので残り3か所に打ち込んでおきます↓↓↓
そして、もう一つ紙粘土を水ボンドで練ります↓↓↓
そして、こちらも百均(ダイソー)の計量スプーンの一番小さいの↓↓↓
これで、紙粘土をすくって↓↓↓
指でグッと押し出したものを↓↓↓
地面に並べて「砂埃」の再現をします↓↓↓
タイヤの位置などを見ながらこんな感じに↓↓↓
そして、表面を水ボンドで軽く叩いて濡らします↓↓↓
そこに、後日見つけたダイソーのホームデコ砂を↓↓↓
振りかけます↓↓↓
ついでに、同シリーズの小石も↓↓↓
埋め込んで↓↓↓
上から水ボンド↓↓↓
で、しっかり乾かします。
乾いたら、アイアンブラックを水で薄くしたもので塗ります↓↓↓
砂埃部分の複雑な部分は、角度を変えながら流し込むように塗っていきます。
全体も統一↓↓↓
その上から、溶いてないアイアンブラックを塗ります↓↓↓
隙間まで頑張らなくても大丈夫です。
ただ、濡れていない部分は必ずあるので左右上下から角度を変えてチェックしながら塗ります。
乾いたら、アンティークブロンズをドライペイント↓↓↓
ここは上から叩くのではなく横に流すように塗ると陰影が良い感じに出ます。
入り組んだ部分は、筆でドライペイントです。
後に黒を入れるので、適当でも大丈夫だと思います。
乾いたらアイアンブラックをドライペイント↓↓↓
この時は、手首を軽くシャッシャッと撫でるようにしないと砂埃部分が欠けてしまうので注意です。
大体出来たところでバランスを見てみます。
ちょっと砂ぼこりが多すぎたので、余計な部分はルーターで削ってしまいます↓↓↓
削った角などをちゃんと処理してから、再度塗装↓↓↓
これで地面部分の完成です。
次に、標本ボックスを塗ります。
透明部分はマスキング(念のため)↓↓↓
同様に黒から↓↓↓
ブロンズ↓↓↓
こちらはこれいじょうは重ねません。
木目はある程度厚く塗らないと消えないので、逆に木目を生かしたい場合は薄く重ねます。
こちらはおまけなのでこんな感じで良いかなと↓↓↓
重ねて完成↓↓↓
前から見ると↓↓↓
いかがでしょうか?
今回やりたかったのが、「ボックスアート」の再現なんですね↓↓↓
角度も近い感じにできたんじゃないでしょうか。
<追記>
収納が上手くいかなかったので改良しました。
まずは、キャンドゥにて標本ボックスをもう1つ購入↓↓↓
全く同じ正方形のものをもう一つです。
蓋と本体部分を分解して、掛け金も外します↓↓↓
底どうしを蝶番でつなぐのですが↓↓↓
この時に、蝶番を「緩め」に留めるのがポイント。
こうなります↓↓↓
そして、掛け金も位置をずらして設置↓↓↓
こうなります↓↓↓
同様に塗装すれば完成です↓↓↓
<追記ここまで>
応用で色々出来ると思うので、是非自分の好きなマシンでやってみてください♪
以上です。
Byさちお