どうも!さちおです。

最近ハマってる「ミニチュアフード」制作で、次は「メロンパン」を作りたいなと思いまして。

メロンパンを作るなら、高円寺にあるパン屋「しげくに屋55ベーカリー」のメロンパンを再現したいなということで後編です。

前回まであらすじ

かなり個性的な「しげくに屋55ベーカリー」さんのメロンパンの再現に苦戦し、どうにか形になったものの全く納得いかなかったのが前回↓↓↓

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-前編
【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-前編

今回の目標

前回に引き続き、表面の「亀裂」の再現と、色合い、ざらめ(砂糖)の表現を考えたいと思います。

亀裂を多くし、色合いはもっとソフトに、ざらめは「砂糖らしく」したいと思います。

亀裂の際現に挑戦

まずは、2層の生地の配合を色々変えて亀裂の入り方を比べます↓↓↓

1回目:中→軽量&外→軽量+小麦粉+ベーキング

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編-11

前回の膨らみ比較で、レンチンの場合に軽量粘土が一番膨らむのがわかりました↓↓↓

【ミニチュアフード】パンケーキ+フルーツ+お皿+コーヒーの作り方-01
【ミニチュアフード】パンケーキ+フルーツ+お皿+コーヒーの作り方

そこで、中の生地を「軽量粘土のみ」にしてみたところ、膨らみが強すぎて内側にも亀裂が入ってしまいました。

外側は前回と同じ(1:1:小さじ1)ですが、まったく理想通りに割れてくれません。

外生地は、もっとボソボソにした方が良いかもしれませんね。

2回目:中→軽量+小麦粉&外→軽量

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編-12

逆に、外側を軽量粘土のみにしたら良い感じに破裂してくれるのかと思ったのですが全然ダメでした。

軽量粘土は、一旦膨らんだ後にしぼむので最終的にシワシワになります。

内側の膨らみも足りないので、ベーキングパウダーは入れたほうが良さそうですね。

3回目:中→軽量+小麦粉+ベ&外→軽量+小麦粉+ベ多め

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編-13

この流れからこの配合がベストかと思ったのですが、なんというか「雑」。

外生地を「あらかじめ割った状態」で貼り付けたのですが、凹凸が丸く全然ダメですね。

「割って貼る」は有効だと思います。

4回目:中→軽量+小麦粉+ベ&外→軽量+ベ多め

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編-14

外側を割って貼ることを考えたら、軽量粘土のみでも良い感じになると思ったのですがイマイチ。

これはこれで、違うパンに応用できそうな質感は出てるので覚えておこうと。

だんだん正解に近づいている気がします。

5回目:中→軽多め+小麦粉+ベ&外→軽量+ベ多め

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編-15

一つ前から生地にあらかじめ着色したところ、膨らみが足りなくなったので軽量粘土の配合を増やしました。

外側は、薄くして「水分を含ませてベチャベチャの状態」にしてみました。

レンチンなので水分に反応して何かしらの変化が期待できるかなと。

これは今までで一番「クッキーっぽさ」が出てるんじゃないかなと。

この状態でも、普通に美味しそうに見えますね。

6回目:中→軽多+小+ベ&外→軽+ベ多 量を減らす

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編-16

前回が良い感じだったので、外がわの生地の量を減らしてみました。

イメージ的には、もうちょっと減らしたいところですが今までで一番良い感じかなと。

しかし、表面の凹凸の丸みが気になりますね。

最終的に

配合は6回目のまま、表面の凹凸の丸みを「粗目のヤスリで削る」ことで出来るだけクッキー層を薄く均等にしました。

多いかなと思った外層も、粗目のヤスリで削ることで良い感じの量になりました。

外側の生地は、今回の「ベチャベチャにする」方法もいいと思いますが凹凸に丸みが出てしまいます。

均一の厚みにしたいなら、ボソボソ生地を薄く広げてパズルのように地道に貼る感じかなと。

試してみてください。

着色は薄い色を何度も重ねる

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編-17

アクリル絵の具の場合、どうしても着色が濃くなってしまうので「薄すぎる」くらいを重ねていくと良いです。

セリアの「イエローオーカー」を多めの水で溶いて、塗る→乾かすを2~3回くらい返します。

亀裂の内側(へこんだ部分)は色が濃くなるのですが、ここも色は買えずに水分量を減らして重ねて行きます↓↓↓

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編-18

ここでは「水たまり」ができないように気を付けます。

全く違う色の部分は絵の具を変えますが、これも「薄め」で慎重に重ねます↓↓↓

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編-19

「焦げ」の部分をもうちょっと濃くしたい気分ですが、一歩手前で止めるくらいが良さげです。

ざらめ(砂糖)の表現

前回は、100円ショップの「テグス(釣り糸)」をカットして再現してみました。

しかし、思ったより粒が大きく「砂糖っぽくない」ということでどうしたもんかなと。

そこで、3種類の方法で再現↓↓↓

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編-23

左が「細めのテグス」、中が「細めのテグスに白く着色」、左が「ダイソーのカラーサンド」です。

カラーサンドは「ベージュ」ですが、白と言えば白に見えるくらいの色です。

しかし粒が大きいですね。

セリアのカラーサンドも同じくらいの粒の大きさなので違うなと。

そうなると、細めのテグスが正解になるのですが↓↓↓

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編-22

透明のままだと、接着時に表面に塗った接着剤に吸収されて見えなくなるので「着色する」が正解のようです。

着色は、アクリル絵の具の白を水で溶いたものを垂らして混ぜて乾かします。

完成

【ミニチュアフード】しげくに屋55ベーカリーのメロンパンを作る-後編

ざらめのカットが雑ですが、今回はこれで完成とさせていただきます。

比べてみると、まだまだ亀裂が足りないですね↓↓↓

なかなか面白い体験ができました。

近々、またしげくに屋55ベーカリーに行きたいと思います。

以上です。

Byさちお

この記事を書いた人