<目次>
どうも!さちおです。
「レーシングサイドカー」がブームという事で、今回は1979年に発売されたTAMIYA(タミヤ)の伝説のRC『B2B RACING SIDECAR(ビーツービー レーシング サイドカー)』を「ミニ四駆」で再現しようと思います。
B2B RACING SIDECARとは?
出典:https://twitter.com/mini4wd
『B2B RACING SIDECAR(ビーツービー レーシング サイドカー)』は知らなかった車体なんですが、前回の「前ちゃん会」で前ちゃんに教えてもらったんですよね↓↓↓
1978年に実在したレーシングサイドカー「BEO77A」というのが元だそうです↓↓↓
タミヤ車(ミニ四駆)でタミヤ車(RC)を作るのは面白いんじゃないかなと。
決定。
シャーシ&動力制作
まずは基本となる動力部分の制作なのですが、シャーシはS1シャーシが良いかなと。
三輪にするにあたって、フロントが狭くなるので細身のS1シャーシがベストかなと。
まずは試作↓↓↓
一応「走行可能」は毎回必須と考えてるので、強度も考えてFRPプレートで作ります。
これだとホイルベースが遠いので却下。
それ以前にB2Bの前輪は中央じゃなかったです。
ひとまず置いといて、ボディも考えてみます。
ボディの基礎作り
今回は、マグナムセイバーのボディを使います。
それと、アスチュートです。
後に原型は無くなっていくのですが、イメージに一番近いこの二つをベースに作っていきます。
ネットで検索した画像データをもとに、近い形に接着↓↓↓
色々考えたのですが、ボディは「脱着可能」すること考えるとシャーシはあまり加工しない方が良いなと。
ボディの仮接着には「黒い瞬間接着剤」が便利です↓↓↓
黒瞬にはプライマー(硬化促進スプレー)が必須です↓↓↓
ひとまず置いといて、次にドライバーフィギュアを作ります。
ドライバー(運転手)制作
合いそうなドライバーフィギュアを一通り購入して合わせてみた結果、タミヤ製の1/18のドライバーフィギュアがちょうどでした。
通販で見つからないので、新橋にあるタミヤプラモデルファクトリー(TPF)さんで購入しました。
おそらく、このプラモデルの付属品だと思います↓↓↓
それをバラ売りでドライバーフィギュアのみ390円で購入しました。
一旦手足を接着してから、関節をカットしてアクリルパウダーで補填、ルーターで形を整えます。
ピンク色のアクリルパウダーについてはこちら↓↓↓
ボディもアクリルパウダーで補強
そしてボディの繋ぎ目も同様にアクリルパウダーで補填。
黒瞬だけだと強度が無いですが、アクリルパウダーだと強度が増しある程度の走行に耐えられるようになります。
続いてボディを作っていきます。
プラバンで形を再現していく
ざーーーーっくりプラバンで側面を制作↓↓↓
接着は基本的に黒瞬で、プラスチック同士はセメント系の接着剤です↓↓↓
なるべく近い形を目指して、切って貼って盛ってを繰り返してサフを吹いて様子見を繰り返します↓↓↓
画像データと見比べながら、さらに調整していきます。
サフを吹いて一旦様子見
サイドの丸みが足りないなということで調整↓↓↓
調整に調整を重ねてシルエットが固まりました↓↓↓
シャーシに合わせてボディの加工
シャーシの干渉部分をカットする必要があるのですが、フロント部分が気になったので延長します。
アクリルパウダーでも良いのですが、強度が強い分加工が面倒なので新奥義「ベビパ」で埋めます。
「ベビパ」についてはこちらの記事をどうぞ↓↓↓
ベビパ作業にもプライマーは必須です。
プライマーは、アルテコが一番大容量で安いです。
ドライバーフィギュアも調整
ヘルメットの形が気になるので、さらに調整します。
そんなこんなでこうなりました↓↓↓
良い感じかなと。
ステッカー制作
まずは、40mmマスキングテープを貼った上から油性マジックで下書き↓↓↓
それをA4用紙に貼って↓↓↓
スキャニングして、Illustrator(イラストレーター)でデザイン↓↓↓
形が正確ではないので、細かい調整が必要です。
古いロゴを集めるのに一苦労。
見つからないものは、頑張って再現します。
ボディの塗装
まずはマットブラックから。
今回は光沢系ではないので、時短のマットブラックを使います↓↓↓
その上からシルバー↓↓↓
乾燥ブースでしっかり乾燥させます↓↓↓
乾燥ブースは、モデラーさんに大人気の山善 食器乾燥機を使っています。
そして、塗装ブースは手作りです↓↓↓
ドライバーフィギュアの塗装
こちらは、ホワイトサーフェイサーから入ります。
マスキング→ブルー→マスキング→マットブラック→マスキング→レッド→シルバーです↓↓↓
細かい修正には「GSIクレオス Gツール MB10 Mr.ブラシ面相筆 細」が気に入ってます↓↓↓
「極細」より「細」の方が使い良いです。
ステッカーを貼る作業
台紙は、ダイソーの光沢シール用紙ノーカットを使ってますが、今回のように曲面が多い場合はオススメしません。
このあたりが良さげ↓↓↓
カットして貼ります↓↓↓
ふむふむ。
そして、ドライバーにも貼ります↓↓↓
ふむ。
クリアーを吹いて乾燥
ホイールは、ペーパーで傷をつけてから中性洗剤→PPプライマー→マットブラック→タミヤ メタルシルバーです↓↓↓
タミヤのメタルシルバーは、遠目からフワッと乗せるように重ねると金属感が良いです。
ミラーにはなりませんが金属感は良いかなと。
そんなこんなで完成
ところどころ雑ですが納得かなと。
走行できるように、前後にFRPプレートとローラーを装備です。
3輪でバランスが悪いので、左前に補助輪をつけてます。
聞くところによると、実車もバランスが悪すぎて1周に2回は転倒してたそうで。
納得。
RCで遊べるっていうのも魅力的ですが、この「手のひらに乗るサイズ」っていうのも魅力だなと↓↓↓
公式アカウントで紹介されました
そんなことを呟いていたら、タミヤさんの公式アカウントで紹介していただけましたよ↓↓↓
さちおさん @sachiomax が製作されたレーシングサイドカーの元ネタはこちら、1979年発売のRCモデルですね。2017年になってミニ四駆で再現されるとは!😆👍🏻🌟
※1枚めの画像は2015年に発行された『タミヤRC 40年間の全記録』(学研パブリッシング)より。#mini4wd pic.twitter.com/CjeRADHBoD— ミニ四駆(タミヤ)公式アカウント (@mini4wd) 2017年12月13日
それによって僕のツイートも盛り上がる↓↓↓
タミヤから発売されてた伝説のRCサイドカー 「B2B RACING SIDECAR」の #ミニ四駆 ver!正確には「ミニ三駆」ですね。もちろん走行可です^_^ #レーシングサイドカー #mini4wd #つうかあ pic.twitter.com/GgsdIlbZYp
— さちお(岡田幸雄) (@sachiomax) 2017年12月12日
ありがとうございます。
前ちゃんを囲む会
そして、先日行われた「前ちゃん」を囲む「ミニ四駆忘年会」に持参↓↓↓
前ちゃんに喜んでもらえてよかったです☆
前回のブラバムも重ねて喜んでもらえて↓↓↓
パシャり☆
ブラバムの記事はこちらです↓↓↓
そして、伝説のB2Bに伝説の前ちゃんのサイン↓↓↓
これは貴重っ!!
良い思い出ができました♪
今回の制作工程まとめ
見事にベースマシンが溶けてしまいましたが、割と再現できてるんじゃないかなと↓↓↓
なんか違うな。。。(汗
次回はもっと再現できるように努力したいと思います。
ドライバーフィギュアの工程まとめはこちら↓↓↓
フィギアの塗装も頑張りたいなと。
まだまだ課題が沢山です。
最終的なシャーシ
結果的に「シンプル」です。
前輪はビスでクラウンギアに無理やり差し込んでます。
無駄に3WDです↓↓↓
リクエスト頂いた #B2B の駆動ムービーとシャーシの構造です。前輪はクラウンギアにビス留めしてるだけなので、一定時間走ると吹っ飛びます(笑)無駄に三輪駆動です^_^ #mini4wd pic.twitter.com/09RmsKJdsH
— さちお(岡田幸雄) (@sachiomax) 2017年12月19日
以上です。
Byさちお